自分の家で電気を作り出すことができる太陽光発電。光熱費節約にもなるので近年採用しているお宅も増えてきました。これからマイホームを建てる人も、太陽光発電を採用しようと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、便利そうに見える太陽光発電にも、どんなものにも、デメリットとなる部分は存在するのです。そこで今回の記事では、太陽光発電のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。太陽光発電のメリット・デメリットを理解して、本当に満足いくマイホームを手に入れてくださいね。
太陽光発電のメリット
早速、まずは太陽光発電のメリットから見ていきましょう。
【太陽光発電のメリット】
・光熱費の節約ができる
・災害時にも電気供給ができる
・断熱効果も期待できる
・電気を売って収入を得ることもできる
細かなメリットはまだありますが、今回は特に大きな太陽光主要のメリット4つについて詳しく解説していきます。
光熱費の節約ができる
太陽光発電最大のメリットといえるのが、電気代の節約面でしょう。自宅で電気を作り出すことができるだけでなく、その電気を自家消費できます。そのため、電力会社から電気を買わなくてもよくなります。
近年は電気代も高騰しているため、少しでも電気購入量を減らし電気代を節約できることは家計にも大きなメリットとなるでしょう。
災害時にも電気供給ができる
太陽光発電は、災害時にも役に立ちます。災害時は、電力の供給が途絶えてしまうことがあります。そんなとき、自宅で電気を作り出すことができる太陽光発電があれば、電気供給を待たずとも電気の使用が可能なのです。
冷暖房がなくても快適な季節に災害が起きるとは限りません。電気がないと食事をするのも生活するのにも困ってしまいます。そのため、災害対策としても、太陽光発電は大きなメリットを発揮するのです。
断熱効果も期待できる
太陽光発電には、断熱効果も期待できるのです。太陽光発電のためのパネルは、屋根の上に設置します。屋根の上に太陽光パネルがあることで、直射日光を防ぎ屋根から室内に伝わる熱を軽減できるのです。さらに、室内の快適な空気を屋根から逃げることを防ぐ役割も期待できます。太陽光発電を光熱費節約なども目的で設置しているだけで、結果として、断熱効果の向上も期待できるのです。
電気を売って収入を得ることもできる
太陽光発電でできた電気は、電力会社に売却することもできます。「自宅で使う分以上の電力を作ってしまったらもったいないんじゃない？」と思う人もいると思いますが、その点も売却システムがあることで無駄にはなりません。
太陽光発電のデメリット
太陽光発電はメリットばかりに思えますが、デメリットももちろん存在します。
【太陽光発電のデメリット】
・初期費用はプラスされる
・安定した発電量ではない
・必ず太陽光が設置できるわけではない
それぞれ解説していきます。
初期費用はプラスされる
太陽光発電をマイホームに採用するとき、どうしても設置しないときに比べて費用はかかります。太陽光パネルだけでなく、作った電気を貯めておける蓄電池や、電気自動車への電気供給をするV2Hなども合わせて設置する場合はより高額になるでしょう。
安定した発電量ではない
太陽光発電は、毎日安定した発電量を確保できるわけではありません。太陽の光で発電をするので、天候の悪い日は発電量も低くなるのです。
太陽光発電をしてすべての電気代を賄おう、何年で初期費用を回収しようという計画を立てていたとしても、必ずその通りに発電できるわけでないということを覚えておいてください。
必ず太陽光が設置できるわけではない
太陽発電は、どの住宅にも必ず設置できるわけではありません。太陽光パネルは、1枚当たり約15kgあるとても重いものです。設置する枚数は平均して20～30枚。そうなると、合計で300～400kgの重みが屋根にかかることになります。
そのため、住宅によっては設置を断られる可能性があるのです。新築の場合は太陽光発電設置も考慮して作れますが、太陽光発電の設置を検討している場合は事前に伝えておくといいでしょう。
太陽光発電のメリット・デメリットを知って後悔のない採用を
回の記事では、太陽光発電のメリット・デメリットを解説してきました。メリットの大きい太陽光発電ですが、初期費用や不安定な部分があるということは理解しておきましょう。
新築一戸建てマイホームで太陽光発電の設置を検討しているときは、事前にその旨伝えておくと安心です。株式会社建築工房アイでは、新築一戸建てマイホームへの太陽光発電の設置・ご相談も承っております。お気軽に一度、お問い合わせください。
